昨日分の日記にも書きましたが、3曲目を作りました。
前回は音の長さと、連続の仕方に注目しました。
そこで今回はサビ前の部分で3文字3文字を意識したメロディーにしたり(残酷な天使のテーゼのBメロを参考にした)、まずは全部ドの音にして音の長さだけを変え、歌詞を乗せられそうと感じたら音程を変えていく……などという手法をとりました。
この手法は結構使える気がします。
音の長さだけでも「あ、これダメっぽい。コードとか色々と合う気がしない……」というものがいくつか存在したので、まあしばらくはこの方法も試していきたい。
で、本題なのですがサビに関しては結構上手くできてませんか!?
いや、例の友人に聴かせたところサビに関しては良い感じの感想をもらいましたよ。
うん、自分でもそう思った(が、毎回完成直後は何度も繰り返し来ているうちに愛着がわいて「これ悪くないんじゃない?」状態に陥ってるので自己評価は当てにならない。3時間くらい間を置いて改めて聞くと1,2曲目は恥ずかしくなった)。
自分が苦労して作ったというバイアスのかかった評価ではありますが、それでも絶対1,2曲目よりは聴けるメロディになっていると思います。
数打ちゃ当たるとはこのことか。
ここからいつも取り反省会を始めます。
3曲目の反省
A、Bメロが結局口ずさみにくい
昨日、口ずさめるメロディが大事だと確かめたのに、結局サビ以外は歌おうとしても違和感のあるものになってしまいました。
「音としては悪くないなー」って考えていたんですが、作り終えてから再生するとどうにも「これを歌うのは何か嫌だな……」という違和感を感じる作りになってしまっていました。
ただサビ前のBメロは、もうちょっと長さを調節すれば口ずさみやすいものになりそうです。
Aメロは……どうしたらいいんでしょう。
ただBメロを作ってから改良案が浮かんだように、一度たたき台としてのメロディを作ってみるのが大切なんじゃないかと感じました。
特に私は音楽経験に浅いので、試行錯誤は必要でしょう。
慣れていくに連れて1発で良いメロディを作り出せることが多くなっていけば良いなぁ。
ということで反省として、1度作ったものを土台に、良さそうなメロディに変えていく必要がある。ということが分かりました。
あと昨日の命題であった「音の連続と長さ」だけを意識してもやっぱり良いメロディにはならないってことですね。
うすうす気づいていました、はい。
Aメロがどうしようもない
どうしようもない。
という表現を使ったのは、改良するにしてもなんか全体的にサビのイメージと合わないというか、そもそも作りたい曲に合っていないように感じたからです。
ただし「作りたい曲」なんて言っても、具体的に「こういう曲にしたい」と先にイメージできるだけの力もないので難しいところですけど。
それなのに「合ってない」と感じたのは、たぶんサビのイメージと合わない響きになっていたからでしょう。
サビが暗め、ちょっとかっこ良さげなのに対して、どうにも明るい、のほほんとしてるとか。
そんなイメージを抱きました。
サビに合わせてAメロは作るべきだな、と思いました。
作り方の順番はサビを最初に作って、その他に移行していくのが良さそうです。
3曲目の改良
せっかく良さげなサビを思いついたんだったら、それを無駄にはしたくない……。
そう思って初めて曲の改良に取りかかることにしました。
1,2曲目に関しては改良してもどうにもならないだろうレベルでしたからね。
まず真っ先に変えられると思ったのはBメロです。
サビ前の落ち着いた部分を作ろうと考えて同じようなリズムを長々と繰り返していましたが、ここは途中で切った方が良いメロディになりそうだと考えまいた。
Aメロは全部変えることに。
しかしAメロは本当に何度作り直しても上手く行かず、最後まで微妙なままで終わってしまうことに……。
そして歌詞を作ります。
ここでようやくONEちゃんの出番です!
歌詞を作りメロディに合わせて歌わせ……そして調声にも時間をかけました。
私はONEちゃんに人間らしさを与えたいと考えているので、作曲とは別に、また長い時間をかけて調声の方の勉強もしているのですが……そちらについては後々日記に書きたいと思います。
一通り作曲に最低限必要なことを学び終わってから、調声については記事にしていこうかな、と。
そしてできたのがこちら。
(2番だけ切り抜いたので最初変な音が混じってます)
個人的にはそんなに悪くないと思っています。
もちろんこの曲にリピートする価値があるかと聞かれればNOでしょう。しかしようやくまともな1曲が完成したような気がして、ちょっと満足ですね。
改良後の反省点
なによりもAメロ。
Aメロさえ良ければこの曲も聴けるようになる気がします。
だけど作れないんじゃぁああああ!!
サビとの区別を付けようとしてゆったりめのメロディにしたのがいけなかったのでは……? という考えを今は抱いています。
Bでちょっとゆっくりめにしているから、Aではテンポ良いメロディにしてもサビを壊すことはないだろう……と。
4曲目ではABCを速い遅い速いのテンポで作ってみようかと思います。
そしてもう一つの反省点は歌を付けた時のバランスの悪さ。
分かると思うんですが、サビに入る前と入った後で、ONEちゃんの声がガラリと変わりすぎなんですよね。
これはおそらくA、Bメロで低音ばかり使いすぎたことが原因と思われます。
どうせ作るなら、あまりに低音ばかりのパートができないように常に高音を意識するべきだと感じました。
主役はONEちゃんですからね-。
そもそも耳コピができずONEちゃんでカバー曲を作れない……という事情から作曲を始めたので(どうせ歌わせるならプロが作った曲の方が聴いてて気持ちいいし)、どうせ作るならONEちゃんがしっかり輝けるような曲を作りたいものです。
そんなわけで高音意識、大事。
Q:今後やらなければいけないことは? A:伴奏
ギャァアアアアアアア!!!!
伴奏……伴奏こわい…………。
曲のメロディーなんかは、そりゃ誰だって鼻歌くらい口ずさんだことがあるでしょうから、そこまで苦手意識もありません。
でもたぶん初めてCD買った中学くらいからボーカルの裏でギュルギュル鳴ってる伴奏(オブリ?)に対して「すごい!」としか思えずにここまで来てしまったからなんか苦手意識が…— (゜…゜) (@euoxzcvi) 2017年9月19日
そういうことなのねん。
あ”あ”あ”あ”、いやいやいや、だってあの裏でギュルギュルなってる格好いい音をどう作れば良いのかなんて現時点では全く想像もできてないわけです。
でもあんな感じで裏で鳴ってる音が格好いいからこそ、上手い人の曲は聴いてて熱くなれる訳ですし……できるようにならなければですね。
そこら辺のことを勉強しながら、4曲目をゆっくり作っていこうと思います。
3曲目までは時間があったので速いペースで作ってこれましたが、これからは自由に使える時間が少なくなる上に、これまでメロディと簡単なドラム、コードしか作っていなかったものに伴奏を作るという長い長い作業が追加されるためペースはずいぶんと落ちそうです。
……たぶんここからが、作曲を続けるか諦めるかの最初の壁になるんじゃないかと思います。
それでは。