2曲目完成と反省
2曲目ができた。
今度は昨日考えたように歌詞を作ってからその文字数に合わせて音符を並べていくと言う方法を使ってみました。
……が、1曲目に比べればまだ歌詞を乗せられるだけマシになったと言えるものの、正直まともに人に聴かせられる出来ではないですね。
昨日と同じく友人に聴いてもらったところ、まあだいたい「1曲目とあんまり変わらない」「メロディを口ずさめない」という評価を受けましたね。
メロディが口ずさめないという問題点はまあ自分でも2曲目を完成させた後に気が付いたんですが、これは大きな失敗でした。
上の画像は、私が歌詞を考えた時に取ったノートです。
このときの私はとにかく「文字数を揃えるぞ!」とばかり考えていて、メロディなんて全く考えていませんでした。
Dominoに打ち込む時も、とにかく文字数と音符の数を合わせるためにとにかく8分音符を打ち込みまくっていました。
一応フレーズの最後は伸ばす音で締めたり……とかはやりましたけど、それだけです。
その結果全然乗れない音楽になってしまっているわけですね。
また、昨日考察した休符の位置を揃えるというものも意識していたのですが、それが余計に私の打ち込みをカッチカチに狭めてしまったのかもしれません。
もちろんある程度休符を揃えることで曲のテンポを掴みやすくなり、「歌詞を苦しくなく入れられる」という成長はできたのだと思います。
しかし休符の位置はある程度揃えてしまえば、あとは「あまりに短い区切りで休符を入れすぎない」などを意識するだけで十分歌詞を入れられるようなメロディには成りそうです。
2曲目制作に当たっての勉強
EDMビートメイク攻略テクニック① これを知ればドラム打ち込み上達は早くなる!
今回参考にしたのは上の記事。
ドラムに関するお話ですね。
上のサイト自体は私が目指しているような歌付きの曲を作ることを目的としたサイトではないのですが、ドラムはJポップにも欠かせない要素です。
ジャンルが違えど曲の盛り上げ方、テンポの取り方などは大いに参考になるだろうと思い読んでみました。
ここで学んだのは「とりあえず基本はバスドラム、スネア、ハイハットの3点セットを使えば良いのかな?」ということです。
……いや、上の記事を書いてくれた方には申し訳ないほどテキトーな理解の仕方ですけど、基本のキすら知らない状態だったため、それだけが分かっただけでも大きな収穫でした。
とりあえずバスドラムは使っていましたが、スネアもハイハットもDominoの中で使おうと思ったことすらなかったですからね。
……ま、結局2曲目も3曲目もスネアとハイハットの役割を完全に逆に覚えてて、今リンク張ろうと記事を読み返してようやく気がついたんですけどね!(すでに3曲目を作った後で記事書いてます)
2曲目を作り終えての気づき
前回は「先に歌詞を作った方が作りやすいんじゃないか……?」
と考えたわけですが、全くそんなことはありませんでした。
っかぁー。悲しいね。
自分で「これは正しそうだ」と考えた仮説が完膚なきまでに叩きつぶされるとは。
それに加えて休符の位置を揃えるというテクニックも「これは最重要テクニックなのでは!?」と興奮したものですが、実際はそこまで大した効果があるわけでもなく……という結果に終わってしまいましたからね。
まあ2曲目を終えて分かったのは
・歌詞を無理なく口にできるとしても、それで良い曲になるわけではない
・メロディーがつまらなかったらダメ
1曲目を終えた時に色々分かった気になってしまったのですが……2曲目が上手く行かなかったことでだいぶ落ち込み、悩んでしまいました。
特に2曲目を作り終えて、しかし微妙な出来だと分かってから、きちんとダメな要素を把握しきれなかった点が悩みの種でした。
上に挙げた2項目は、どちらもネガティブな要素です。
1曲目を終えた時には「こうすれば良くなりそう!」という考えがすぐ浮かんだのですが、今回はまだ2曲目の段階だというのにすでに改善方法が簡単に思い当たらなくなったしまったのです。
いや、「メロディに乗れない」ということなら、鼻歌でも歌えるくらいの「乗れる」メロディを作ればいい訳なんですが……それができたら苦労しないよっていう話なんですよね。
わからない。
わからない……けど。
ひとまず仮説を立てて動き始まることにしました。
色んな曲の研究
とりあえず、とりあえずの仮説として「8分音符のの連続+最後の1音に4分音符というのは単調すぎてつまらない」という仮説を立てました。
思考と行動を先に進めるための仮定であって、正しいかどうかは二の次です。
私の好きな曲ではテテテテテテテテーとかっていう単調なリズムは少なくて、テーテーテーテーテ テテテテテーテテみたいな口ずさんでいて心地の良いメロディだったので、そういう風な考えを持ちました。
仮説を立てたので、次は研究です。
好みの5曲を、テンポやらリズムに注目して何度も何度も繰り返し聞いていきました。
調べたのは
・残酷な天使のテーゼ
・千本桜
・天体観測
・sister’s noise
・アイヲウタエ
この5つです。
実はこの画像の下にあるいくつもの丸は、歌詞のリズムを書き取ったものです。
アイヲウタエでは、1フレーズが多少長めの構成になっていました。
書いていく中で、テテテテテもしくはテテテテという、4,5連続の8分音符は歌詞を当てはめやすいリズムになるのかな? という感触を得ました。
これが正解、なんていうほど分かりやすいものではありませんが、4,5連続の8分音符というのは使いやすいパターンの1種のように感じました。
こういう引き出しを増やしていくのも、成長と言えるかな……?
メロディ(テンポ、リズム)重視へ
歌詞を先に考えても、正直「乗れる」歌を作れるわけではないと気が付いたので、次はメロディに合わせて歌詞を考えることにしました。
というもの、やはりメロディがしっかりしていれば大抵の曲には歌詞を付けられると思ったからです。
例えばBGMが良いゲームとして有名な星のカービィのテーマで、元は歌詞のないBGMなのに歌詞を付けて歌っている人のことを私は思い出しました。
良いメロディは自然と口ずさみたくなるし、口ずさんでいる内に歌詞っぽいものも付けられる。
私の好きなゲームであるゼノブレイドの格好いい曲に関しても、お風呂に入りながらのんびり考えてみました。
そしたらやっぱり何となく即興で歌詞を口ずさめる訳です。
やっぱりメロディが大事だと感じました。
歌詞が微妙でもメロディが良ければ音楽としてある程度聴けるでしょうが、私の作った1,2曲目のようにメロディが陳腐であれば、たぶんどんな歌詞を当てはめても良い曲にはならないでしょう。
ということでメロディ。
口ずさめるようなメロディを作るため、ひたすら残酷な天使のテーゼ、千本桜、天体観測の楽譜と向き合ったり、sister’s noiseやアイヲウタエをリピートしまくりました。
先週の金曜日からずっとそれらの曲は、起きている大半の時間ずっとリピートしていると言っても良いくらい聴きまくっていたのですが、メロディに注目して何度も何度でも聞き直します。
どんな文字数分短い音符を連続させているのか、とか、伸ばす音が出やすいタイミングとか……。
sister’s noiseの場合は各フレーズの最後の1音はほぼ必ず伸ばしていますね(まあこれはどの曲でもこんな感じになる気がする)。
それだけじゃなくて最初の1音に伸ばし音を使っている割合も高めだったりなどなど、曲ごとに気が付くことは多いです。
2音目に伸ばし音を使うのパターンは少ない……? とかっていうのも何となく。
ただ結局の所、ある程度使えそうなパターンがあったとしても曲ごとに違うのであくまでその曲のテンポに合った選び方が大事なのかと。
そしてたとえ伸ばし方を同じにしてもそのつなぎ方や音程によって、全く口ずさみたいと思えないようなメロディが出来上がってしまうのもDominoに打ち込んでいる内に気が付きます。
音程、音の伸ばし方、1フレーズの長さ。
心地よいと感じるフレーズにはこう言った要素の兼ね合わせが必要なのだと感じました。
逆に作ったメロディが心地よくないと感じたら、上の3要素のいずれかをいじることで心地よいメロディになる可能性もあるのでは……? とも考えられますね。
曲自体のテンポ、サビやコードとの兼ね合わせなど、その他の要因もあるのでやっぱりいいメロディを作るのは難しそうですね。
ここに関しては打ち込みに時間をかけて、試行錯誤を重ねる他ないのではないでしょうか……。
それこそ、ピアノの鍵盤を永遠押し続けるネズミのように。
ただしこの有名な話と違うのは、私たちには出来上がったメロディを吟味できる感性を持っていることです。
ひたすらにメロディを考え続ければ、いつかは自分の気に入るメロディが生み出せる、そう信じたいものですね。
そして出来上がる。
どうですか?
ABCメロ作って良いと思ったサビだけ抜き出しましたが、これは聴けるんじゃないですか?
口ずさめるんじゃないですか?
というわけで次の日記では3曲目制作までを語ります。
正直これまで1日ごとに成長日記みたいに書いてこれましたけど、そろそろブログ更新が追いつかなくなりそうです。
(まあ、1日目の日記を2日目の日記公開後に書くとか、最初からグダグダだったけど)
それではまた。