曲、メロディーの構成を分析してみる「作曲2日目」

 昨日はDominoを触って使い方を覚えたり、コード進行やドラムにメロディーを合わせると音楽っぽいものになることを実感しました。
 まだまだ学ばなくちゃいけないことはたくさんあるんでしょうが、しかし曲を作るためには結局の所、自分で「こんな風にコードを描けばこんな雰囲気になる」とかそういうのを経験として学ぶ必要があると思ったので今日は自分で曲っぽいものではなく、簡単な曲を作ろうと決めました。
 
 で、前回参考にした記事には初心者のうちは100%コードの上にメロディーを乗せていくと良いと書かれていましたね。
 ふむふむ、じゃあポチポチ……とコード進行っぽいものを作ってメロディーっぽいものを乗せる。
 で、「コピーで同じような繰り返しを作るのが無難」って言ってたからコピーして繰り返す……。

 で?
 
 え? で? これをいつまで続ければ良いの?
 いや、ホントにわかんないんですけど。音楽っぽいものが流れてるのは分かるけど、いつまでもループし続けてるだけじゃないか!?
 これで曲って言えるならメトロノームのカッチカッチ音を流し続けてるだけでも曲って言えちゃうよ!?
 
 ……はい、つまり私には「曲というものがそもそもどういうものなのか」という知識がないんですよね。
 だからちょっと調べたり、分析したりしてみました。

曲の構成

曲の長さ

 
 まずゴールが見えないとすぐに諦めムードに飲まれてしまう上に、トンチンカンな長さの曲を作ってしまいそうなので、まずは1曲がどれくらいの小節数で出来上がるのか調べてみました。
 
 結果、曲の長さの計算式は60✕拍子✕小節数÷テンポ(BPM)とのこと(秒)。

 BPMについては、私は動画制作なんかをかじっているので知っていました。
 まあ値が大きければ速くなり、小さければ遅くなる……っていうやつですね。

 じゃあちょっと、ブログ上で計算機を作る方法を調べて計算機作ってみます(こんなことやってるから曲ができないんだよ)。


BPM


拍子


小節




この曲は***秒です


 なるほど……。
 BPM125にした場合は50小節もあれば96秒。
 アニメのオープニングテーマとかエンディングテーマの長さを考えれば、十分な長さと考えられますね。
 
 なるほど。
 50くらいを目安に作れば良いのか、なるほどなるほど。
 まあ間違ってるかもしれないけど、思ったよりも短く済みそうで嬉しいです。

 スポーツとか、勉強とかでも、何かを学習して身につけるってなったらまずは簡単なアウトプットができるようになってから、どんどん発展させていくのが基本だと考えます。
 遅い球のキャッチボールから、速い球を捕れるようになっていったり。
 桁数の少ない計算に慣れてから、大きい計算ができるようになったり。

 中には最初の一歩が難しすぎるジャンルもありますけど、作曲の最初の一歩は難しくてもまだ現実的なラインで良かったです(ホッ)。

Aメロとかそういうの

 
 なんか曲は1番、2番と分けられるらしい(これは知ってる)。
 で、その1番の中でもAメロ、Bメロと分けられるそうですね。
 歌番組なんかで名前は知っていたんですが、正直内容がよく分かっていませんでしたので確認していきます。

イントロ 曲の始まり
Aメロ 序盤のフレーズ
Bメロ Aメロの次に来るフレーズ
Cメロ Bメロの次に来るフレーズ(サビ)
アウトロ 曲の終わり

 
 Cメロがなくて、Bメロがサビになるとかもあるそうですが、まあ基本はこんな感じらしいです。

 ……なるほど!
 曲はイントロ⇒Aメロ⇒Bメロ⇒Cメロ(1番終わり)⇒間奏⇒Aメロ(2番)……⇒Cメロ⇒アウトロみたいな感じに作れるわけですか!

 えーっと、私が作ろうとしていたのはアニメのオープニングテーマとかをイメージしてるわけですから、1番だけ作ろうとしてるわけですね。
 じゃあ1番は大きくAメロ、Bメロ、Cメロに分けられる訳ですから、3分割? 
 うん、とりあえず3分割してみましょう。
 50小節だと割り切れないんで、50じゃなくて48にしましょうかね。
 そうするとAメロは16小節もあればOKなのでは?
 
 16かぁー。
 これでも初心者にとっては長く感じますねぇ。
 
 じゃあAメロを2分割して、Aメロの前半と後半で同じものが繰り返されるようにしましょうかね。
 すると8小節か。
 あ、これなら行ける!!

 で、こんな風にやっていけば24小節あればAからサビのCメロまで出来上がりそうですね!
 そこにイントロ、アウトロを付ければ曲ができそう!
 
 いやぁ、盛り上がってきました。(実際にできるかはまだ試してない)

メロディーの構成

 
 さっきまでの内容では、なんかもうすぐにでも曲が作れそうな雰囲気を出していたわけですが、正直そんな簡単なものじゃないと思います。
 
 というのもですね、そもそも私はONEちゃんに歌わせる曲を作るために作曲しようと始めた訳なんですが……、歌にとって大事なメロディーの作り方が全然分からない!!
 いや、ホントに。
 なんか16分音符とか8分音符とか4分音符とかある訳なんですが、そのどれをどんな感じに打ち込んでいけばいいのか全く分からない訳なんですよ。

音符について

 Dominoの初期設定では、1小節は4拍でできています。

 で、4分音符はどうやら1拍分を表しているそうです。
 で、8分音符はその半分、0.5拍を表している。

 
 
 で?

残酷な天使のテーゼを分析

 さて、私が作曲を始めたのはONEちゃんが残酷な天使のテーゼを歌っているのを聴いた上で、それがまるで人の声のように聞こえるという衝撃を受けたからです。
 ということで、ここはまずその残酷な天使のテーゼの楽譜を見てメロディーの作り方を考えようと考えました。


 
 YouTubeで見つけてきました。
 
 
 まあ、分析と言っても私はずぶずぶの初心者な訳で、難しい分析をするわけでも、できるわけでもありません。
 私が参考にしようと考えたのは、あくまでメロディーの音の数と並びです。

 
 と、その前にこの曲のAメロを見てみます。
 上の方でした予想というか理論立てと照らし合わせてみると……おぉ!

 上で予想した通りAメロは8小節のフレーズが2回繰り返されることで出来上がっています!(たぶん)
 これはすごくテンション上がる! 自分で考えた方法論が間違っていなかったと分かった喜びは、やはり良いものですねぇ。
 
 ただ最後の1,2小節だけは明確にメロディーが違います。
 なるほど、最後の方だけ変えるっていうのも、ぜひ使っていきたいテクニックですね。
 
 
 さて、話を本題に戻します。

1小節に含まれる音符の数

 
 残酷な天使のテーゼですが……見た感じ、1小節に8つの音符をベースに所々削っている感じに見えます。
 1小節に8つ……ということは、えっと、あれですね。
 8分音符。
 
 で、歌詞の伸ばす音とかでは4分音符も使ってるイメージ。
 8分音符を2つ繋げて伸ばす音を表現している部分も多いですね。
 
 また、付点8分音符というものもこの曲では多用されています。
 これは8分音符の近くに点が付いているんですが、付点が付くとその音符の長さが1.5倍になるという効果があるようです。
 つまりちょっとだけ伸ばしたい音とかに付点8分音符が使われている、と。そういうことですね!

  
 そしてもう一個大事なのが休符
 というかまあ、Dominoでは休符を書くとかないし、音符と音符の空きを作ることですかね。
 
 メロディーを作る……とかって言って、この記事を書くための内容を勉強する前は、ただ闇雲に音を繋げ続けるばかりでした。
 しかしある程度まで歌ったら人間には呼吸のタイミングが必要でしたね(笑)。
 
 まあ8分音符とか付点8分音符とかを使って、1小節8前後の音を並べていけばそれっぽくメロディができるんじゃないか……と考えました。
 まだ実戦はしてませんけどね。

音符の並び

 
 まあ、見た感じ平坦というか、極端な音の上げ下げなんかは存在しませんね。
 確かに人間が歌う以上、あんまりおかしな音の飛び方をしていると歌いづらいし、歌っていて変な感じになりますしね。
 うんうん。
 
 それに同じ音程が2,3回続けて現れることも少なくなく、これも勉強になりましたね。
 実は私は今日まで世にある歌は、歌っていて絶対平坦になる感じがしないので1音1音、音程を変えなければいけないようなイメージを持っていました。
 
 でもそう、昨日の段階でコード進行さえしっかりしていれば同じメロディーの繰り返しでも曲が進んでいる感覚というものを味わえるということを学んでいたのでした。

 はい。
 
 歌詞の響きだって1音1音違うので、同じ音程が続いても問題なく味のあるメロディーは作れるというわけですね。
 理解しました。

そして実戦へ

 この記事は、以上の内容を調べたり分析した時点で書いています。
 
 ということで実際に試してみるのはこれからになります。
 たぶん自分の思ったとおりにことが進まなくて悩むことになるでしょうが、簡単な曲をまずは1つ作り上げてみたいですね!
 
 たぶんこうやって、何の知識もなかった状態から1曲作れるようになったら、本当に楽しいし気持ちいいと思うんですよね。
 では、これからDominoに向き合ってきます!
 
 

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